2014年7月31日木曜日

通信は毎日出さないとダメですか?

私が現在の学校に赴任して6年目となる。

その間,教育実習生を指導する立場や
初任者と一緒にブロックを組んだ際に
その都度言われた言葉である。

「通信は毎日出さないとダメですか?」

私が6年生,初任者が5年生という
高学年ブロックを持った時のこと。
(本校は各学年1クラスの規模です)

初任者の受け持っている5年生は
私が2年間受け持ってきたクラスで
私は当然のように毎日通信を出していた。
(この時は,年間で210号まで出した)
初任者は初めての参観日終了後の学級懇談会で
「先生,通信は毎日出してもらえないのですか?」
と言われたらしい。
そこで上記のことを私に聞いてきたのである。

私は,初任者に「毎日出さなくてもいい」という話をした。
すると初任者は「そうですか」と言ってその話は終わった。
今思えば学級通信の果たす役割について
初任者が納得するまで相談に乗ってあげればよかったと反省している。

私は通信の様々な機能を活用しながら学級づくりをしている。
(学級通信が学級づくりの1要素を担っているぐらいかな?)

決まったことを掲載しておく備忘録機能
学級の様子を家庭に伝える伝達機能
担任の思いや願いを伝えたり
写真を順番に掲載に成長の足跡を整理したり
作品や作文などを掲載することだってできる。

学級通信は毎日出すことが「義務」ではないので
「出さなくてもいい」が「できることなら出したほうがいい」と私は考える。
学校から情報がない限り保護者が子どもたちの様子を知る機会が激減する。
子どもたちの様子を説明する責任を果たす意味でも「定期刊行」が重要だと思う。

そんなことを考えながら2学期の始業式に配布する
今年度の学級通信「No,90」を書きながら。
(木下 尊徳)

2014年7月30日水曜日

町の図書館を訪問すること

この春、異動をしました。
新しい勤務先は日本海に浮かぶ離島、奥尻島の小学校です。
4年生の担任になりました。

私の場合、新しい町に着任してまずやることの一つに「町の図書館を訪問すること」があります。
図書館の中をゆっくり見せてもらって、簡単に自己紹介をし、何冊か本を借りる…というだけですが、図書館とのつながりをつくることは、教師として、また一人の町民として大切なことだと感じます。

この1学期も奥尻町図書館の協力を頂き、200冊以上の本を教室に持ち込むことができました。本の種類もその時々の子どもの実態や学習内容に合わせて様々ですが、一応選書の際に心がけていることがあります。
それは、「教師が願いやテーマを持って本を借りること」と「サラリとでもいいからどの本も一度読んでから借りること」です。この二つを意識することで、本を話題にした教室でのコミュニケーションがぐっと深まります。

奥尻は離島ということで子ども達の活動や学びの場にも制約があります。
その弱みを補う方法の一つとして、読書指導の充実に継続して取り組んでいきたいと思います。

余談ですが、前任地の今金町は「読書と作文のまち」をスローガンに掲げ、町ぐるみの活動に取り組んでいます。
取り組みのまとめが町のHPに記載されているので、興味のある方はご覧下さい。
作文指導に関する情報もまとめられています。
http://www.town.imakane.lg.jp/modules/cont_edu/index.php/content0098.html


(山寺  潤)

2014年7月29日火曜日

BRUSH-UPセミナーin帯広 活動報告

1学期の学期末業務の忙しい中
16名というたくさんの方々に参加いただき
参加者・講師陣ともども学びを深めることができました。

①見直そう1学期
・学級を見直そう

札幌市立厚別通小学校の大野睦仁先生を講師に
フリップトークやフィッシュボーンなど活動を中心に 
みんな笑顔で交流しあうことができました。

<アンケートより>
・忙しく大変だった1学期。(異動したので本当に大変でした)夏休 
 みを心待ちにしていましたが,この夏休みに何をしなければなら  
 ないかはっきりしました。2学期に向けて1つ1つ振り返り,記録しておき,実践につなげます。

・みなさんとお話ししながら学級の問題点などがわかりすごくよかったです。ありがとうございました。勉強になりました。

・1学期をしっかりと振り返ってみようと思います。写真に撮っておいて整理しながら振り返るというのもとてもいいですね。

・うれしかったことやできなかったことを書き出す(1つにしぼって)ことによって自分の気にしていることや実はこういう価値観だったんだと気づかされながら,1学期を少し振り返ることができました。ぼんやりとしたことをハッキリさせる方法を教えていただきました。

・自分の中であれもできなかったなぁ,これもやりたかったなぁと思うところが多かった1学期  
 だったので,夏休み中に写真を見ながら振り返りたいと思います。どういった子どもたちになっ 
 てほしいのか,そのためにどうするのか具体的に考えながらやっていきます。

・話がとてもわかりやすかったです。チェックシートを使ってチェックするとがっくりすることばかりだったので「自分なりの振り返りの観点」とても参考になりました。夏休み中に振り返ってみます。

・自分なりの振り返りの視点やフィッシュボーンなどがとても参考になりました。


・授業を見直そう

札幌市立北白石中学校の堀裕嗣先生を講師に
「織物モデル」の考え方の解説や
「ジョハリの窓」を用いた活動から
お互いの意外な発見をしあうなど
終始和やかムードの講座でした。

<アンケートより>

・織物モデルの話とそれを授業に結び付けた内容が興味深かったです。「ジョハリの窓」の活用の方法を考えてみようと思います。

・子どもがざわつく時,細かく理由・原因を追求していませんでした。関係作りか圧するべきか見極める力がまだ自分には無いようです。研修します。

・「ジョハリの窓」では自分がどのような印象を持たれているか(初対面の方に)知れてよかったです。保護者と話をする時の参考になりました。授業を作っていく中で,子どもとの関係,子ども同士の関係を考えながら。

・授業を語るときには学級経営という根底に目を向けるべきと再認識できました。未知を発見するための学びの手段,何とか探っていきます。

・交流(話し合い)の時間が横糸を張り,学級の色作りに大切だということがわかりました。ありがとうございました。

②挑戦しよう2学期
・学習発表会
 

大野先生や札幌市立藻岩小学校の高橋裕章先生
鹿追町立鹿追小学校の西村弦先生を講師に
学習発表会の考え方や実際の取り組みについて
わかりやすくお話ししていただきました。

<アンケートより>・学習発表会の取り組みについてを絞ってのお話が聞けました。漠然と感じて 

 いたことが整理され,見通しを持って今年取り組んでいけます。音楽発表についても聞ければう
 れしかったです。

・学習発表会に向けて心の準備をするための準備ができたような気がします。3人の先生方の具体的な実際や大切にされている視点を教えていただき,勉強になりました。

・たくさんのキーワードから振り返りと今年のイメージがわいてきました。やはり計画や準備,そして教師のフットワークや情報が重要だと感じました。

・学習発表会どうやって子どもをもっていくのかやる気にさせるのかどんな題材でやるのか困ることがたくさんあります。今日は,具体的にどのように指導していくのかアイディアなどをいただいたので学校に行っていきたいです。演劇・コンサートなどいろいろ出かけてヒントを得ます。

・子どもたちに見える形で具体的に見通しを持たせることの大切さに気づけたし,方法も教えていただけたのがよかったです。

・文化祭
 

堀先生を講師にこれまで実際にこれまでに取り組んできた
実践を映像を交えてわかりやすくお話ししていただきました。

<アンケートより> ・中学校だからではなく,刺激的でした。自分たちの輝き方を考えさせることは 

 ジョハリの話につながると思いました。

・文化祭といえば合唱・劇・器楽といった今までやってきたことをどうやってこれからやっていくのかと考えていましたが,映像を使ったり,子どもたちからやりたいことを出させたりといろいろな演出の仕方があるのだなあと勉強になりました。子どもたちの表情が素敵でした。

・中学生が興味を持って取り組めるものばかりで見てびっくりしました。盛り上がっている様子がわかりました。全員の願いをかなえる様々な行動力がすごいと感じました。

・見せ方の素晴らしさに驚きました。今度の学習発表会で何かできないかと考え,わくわくします。

・演出の仕方がとても面白かったです。子どものやってみたいこと教師の本気度が伝わってくる映像でした。

・映像の迫力に圧倒され,そのコツや演劇の演出まで大満足の内容でした。

③1日の学びのまとめ

参加者の質問を講師の先生方が1つずつ答えていく形をとりました。途中,講師の先生方同士で質問しあうなど
参加している人全員で学びを深めることができました。

<アンケートより>
・ざっくばらんにお話が聞けてよかったです。自分では気づいていなかった質問も周りの人から出 
 て,またその答えも聞けて深まりました。

・先生方の色々な話を聞けて参考になりました。もっと聞きたかったです。

・率直な回答ありがとうございました。具体的な実践がお聞きでき,参考になりました。

・みなさんの経験話を聞けて勉強になりました。勘違いしていたところを修復できたのでよかったです。
 
★全体アンケートより

・午前で失礼したのですが,楽しそうな講座がいっぱいで聞いてみたかったです。

・理論的なお話から体験的(ワークショップ)なものまでいろいろな形で実践を紹介していただき,とても有意義な時間でした。また,他の先生方と日ごろの悩みなどさりげなく交流で来てよかったです。もっとたくさんの先生が参加されたらお互いにいいのにな~なんてそうも思いました。

・参加してよかったです。交流が多く,他の先生方の考えること,悩みも聞くことができ,参考になりました。「すごかった」で終わるのではなく,2学期からの生活に生かしていくようにします。

・少人数のアットホームな雰囲気がよかったです。ありがとうございました

2014年7月17日木曜日

急がば回れ

私は大、中、小の規模が異なる学校で勤務する機会を得ました。大規模→小規模→極小規模と経験し、現在は中規模校に勤務しています。
それぞれの規模の学校で一長一短があり、簡単にどれが一番良いかというのは決められません。お互いの一長一短をうまく組み合わせて何かできないかと考えたこともありました。(でも、そんなことがあったらとっくに先輩方が見つけてくださっているはずです)

小規模校で複式の指導をしていた時には、2つの学年を別々に指導するため、単純に教材研究や準備は2倍になります。かといって実際の効果は半分…なんてこともありました…。正直、なかなかうまくいかないもので慣れないものでした。さらに、複式で「わたり」と「ずらし」という直接指導と間接指導を組み込んで1時間の授業を作っていました。「間接指導」といって、片方の学年に教師がいて、もう片方の自分たちだけで進める教師がいない時の学習活動があります。その時に子どもだけでどのように学習を進めるかというのが、複式指導を経験して大きく考えさせられたことです。如何に時間を有効にするかといったところです。当時は、この子どもへの課題の与え方に関して、「単学年だったら、どれだけ授業の組み立てがスッキリするだろう」なんて考えたこともありました。

しかし、実際に単学年の指導になるとどうか…。大きい集団には大きい集団の特徴があり、「お客さんになる子を作らないぞ」と全員参加の授業を考えても、実際は最大公約数の授業…なんてことも。試行錯誤の日々。全員参加はさせたけど、全員が授業前と授業後で変わったか…考えさせられることは溜まる一方です。

極小規模校では、自分に先輩がいないという状況で、困った時には誰に聞いたらいいのだろう…と途方に暮れることもありましたが、今ではたくさん実践を積まれた先輩方がたくさんいます。TTに入ってくださるベテランの先生も子どもだけでなく、私にも色々とヒントをくれます。私は昨年度、転勤してきてその先生の学級を引き継ぎました。3年生で全員が聴写のできる子ども…正直驚きました。実践者に直接聞くとやはり毎日コツコツと積み重ねたことが実を結ぶとのこと。

どうやら、私は近道や特効薬なんていうのを探し、目先の楽することを考えていたようです。刹那的に物事を考えず、先を見通してじっくりいきたいものです。
(大西 陵公)

2014年7月13日日曜日

その子にあった伝え方

 給食中泣いている児童がいた。
 どうしたのかと近くに呼んで話を聞いてみると,
「今日の給食のパン,黒糖(こくとう)パンなのに,黒砂糖(くろざとう)パンだってみんなが言う。ぼくが黒糖パンって言っても信じてもらえない。」
ということだった。
 大人にしてみると笑い話のようなことだ。他の子たちにとっても,どうでもよいことである。
 でも,その子にとっては真剣そのもの。
 教室に掲示してあるこんだてを一緒に確かめてみると,確かに黒糖パンと書いてある。その子にしてみると,自分は正しいことを言っていて,周りの子は間違ったことを言っているという感覚である。ちょっとした言い方の違いなどどうでもよいことのようでも,その子にとっては,重大なことなのだ。ちょっとこだわりがつよいという性格も影響しているのかもしれない。
 そこで,まず話してみた。言い分をじっくり聞いて,諭すように。
 だが,なかなか納得しない。
「全然,わからない!絶対,黒糖パンだ!!」
と,怒っている。
 確かに「黒糖(こくとう)」「黒砂糖(くろざとう)」と耳から入る言葉だと,全くの別物だ。
 こんなとき,その子に預けてあるミニノートを持ってこさせる。
 三冊で100円のミニノートだ。
 ミニノートに,
「物には,いろいろな呼び方があるときがあります。だから,他の人と物の呼び方が違うときもあります。そういうときは,あ~,そういう呼び方もあるんだと思うと楽です。」
と,言いながら書いてあげた。
 そして,「黒糖」「黒砂糖」と漢字で書いて説明を加えた。
 すると,その子はすっかり納得し,何事もなかったかのようにグループに戻って給食を食べはじめた。
 ミニノートに書いた内容は,改善の必要がある。もっとよい書き方があったと思う。
 だが,話して聞かせるだけではなく,文字として書いてあげたことで,その子にとっては「黒糖」と「黒砂糖」がつながったのだ。
 さらに,物にはいろいろな呼び方があること,人によって呼び方が違うことがあることも理解したのだと思う。
 このように,ミニノートに書いて伝えるという方法は,特別支援の研修会で教えてもらった方法である。ノートに書くことで,後で見返すこともできる。そして,だんだんといろいろなことが蓄積されていくのだと。
 この子のミニノートには,特に失敗の受け止め方を書くようにしている。失敗した自分を過度に責めてしまう傾向が見られたからだ。
「チャレンジすることはよいことです。失敗した人ほど成長します。」
「失敗したなと思うだけで十分。つぎ気をつけようと思ったら,もっといい。気をつけて行動したら,さらにいい。」
「失敗は許し合う。失敗は成功のもと。まずは自分を許す。」
「失敗を自分でも許しているところがいい。」
などなど。
 また,クラスの友だちとトラブルになったときには,人物に吹き出しを描き,その吹き出しにその子の思いや相手の思いを書くようにもしている。書くことで,自分の思いだけではなく,相手の思いを感じ取れるようにしたり,どう対応すればよかったのかを伝えたりしている。
 書いてある内容は,まだまだ改善の余地がある。しかし,この子は,少しずつ失敗する自分を許せるようになってきている。そして,失敗をおそれるあまり,やらないことを選択するのではなく,失敗してもいいからやってみようとする傾向がみられるようになってきた。(そのときの気分にもよるのだが・・・。)
 この子は,音声言語で伝えられるよりも,文字言語で伝えてもらったほうがわかりやすいのだと思う。
 人それぞれわかりやすい伝えられ方があるのだ。
 これからも様々なことを,書き方を改善しながら伝え,その子の成長の手助けが少しでもできればと思っている。(三浦 将大)

2014年7月6日日曜日

学び方はさまざま


 先日、堀裕嗣氏と石川晋氏の「ふたり会in仙台」に参加しました。今回は各講座ともファシリテーショングラフィック(FG)の担当を複数名配置し、それぞれの視点で講座をレコーディングしました。仙台の方たちともお話することができ、FGの書き方の違いも見つけることができました。

 FGのこともさることながら、私が一番興味を持ったのは同年代の実践者である鈴木優太先生と尾形英亮先生です。お二人とは、昨年の授業づくりネットワークの夏の集会で初めてお会いしました。仙台から北海道に足を運ぶフットワーク、講師の先生方とのつながり方にエネルギーを感じ、「こんな人たちもいるのだなぁ」とただ傍観していたのですが(笑)、気がつけば堀先生の仙台での企画が立ち上がり、これまでの数々のセミナー開催にいたっています。

 お二人の活動を見ていくと、①自分たちで外に学びに行き②各地の講師の先生とつながり③自分たちのホームに来てもらう、という流れが見えてきます。SNSでのつながりもたくさん生まれる中で、ちゃんとつながりたい人に会いにいくことをしている人たちなのだなと思います。そしてそのつながりを地元でのセミナー開催という形で、活かしているのです。セミナーでは講師の先生からさらに深く学びながら、同じ地域で働く人とのつながりも生まれます。横のつながりの広さも、仙台でのセミナーで感じたことでした。多くのつながりから、さまざまな刺激を受けます。外で学ぶことには、日頃の教育活動の中では得られない価値があるのだと思います。

それに比べると、私の周りにある学び方はコアに感じられます。例えば、研究集団ことのはの例会が一つの例です。通称「虎の穴」とも言われます(笑)。決してそんなことはないのですが、中学校国語教師だけが集まることもあって、内容は日々の授業の交流になります。前回は、教科書教材の授業のノートを見合ったり、テストを交流したりしました。自分ひとりでは得られなかった学びがあります。人に見てもらうことで違った見え方が見えてきます。

でも、多くの先生がセミナーに参加したり、サークルに入って例会を開いたりするわけではありません。ではどのようにして自分たちの日頃の実践ができていくのでしょうか。それは、同僚からの学びが一番大きいのではないでしょうか。

先日、採用同期の先生方と食事に行った際に、同僚の先生の話になりました。話を聞いていくと、尊敬できる同僚の先生がいて、その仕事ぶりからさまざまなことを学んでいるとのことでした。特に、同じ職場の先生からは子どもたちとの付き合い方が実際の姿で学ぶことができます。先生の表情、声のトーン、言葉がけ、それに対する子どもたちの反応・・・細部まで知ることができます。それは外に広がる学びではないのだけれども、私たちの日常に最も色濃く反映する学びなのだと思います。

学び方は、私たちの周りに実にたくさんあります。その一つ一つの学びをどうやって自分の実践と結びつけていくかが課題なのだと思います。       (米田真琴)

2014年7月1日火曜日

【再掲】 教師力BRUSH-UPサマーセミナー2014in札幌 2014.8.6-7

http://kokucheese.com/event/index/176600/

教師力BRUSH-UPサマーセミナー2014in札幌 

2014年8月6日(水)・7日(木) 

札幌市教育文化会館 
(札幌市中央区北1条西13丁目) 

参加費:8000円(1日参加は5000円) 
ただし、4日・5日に開催される北の教育文化フェスティバルと4日連続で参加される方は12000円、3日の参加なら10000円です。 
参加態様を 
教師力BRUSH-UPサマーセミナー6日のみ参加  …  5000円 
教師力BRUSH-UPサマーセミナー7日のみ参加  …  5000円 
教師力BRUSH-UPサマーセミナー両日参加  ………  8000円 
北フェス両日参加+教師力BRUSH6日のみ参加 … 10000円 
北フェス両日参加+教師力BRUSH7日のみ参加 … 10000円 
北フェス一日参加+教師力BRUSH両日参加 ……… 10000円 
北フェス両日参加+教師力BRUSH両日参加 ……… 12000円 
からお選びください。 
なお、「北の教育文化フェスティバル」の内容はここにあります。 
http://kokucheese.com/event/index/176242/ 



【講師】 

赤坂真二(あかさかしんじ/上越教育大学准教授) 
アドラー心理学の学級経営における効果を実証的に研究。集団をいかにまとめ実りある授業にするのか。確かな論理に裏打ちされた現場での実践の多数を紹介。学校心理士。著書に「赤坂版「クラス会議」完全マニュアル 人とつながって生きる子を育てる。」「スペシャリスト直伝!学級を最高のチームにする極意」「小学校高学年女子の指導―困ったときの処方箋」「先生のためのアドラー心理学―勇気づけの学級づくり」他多数。 

多賀一郎(たがいちろう/私立小学校教諭) 
神戸大附属住吉小学校を経て私立小学校に長年勤務。現在、追手門学院小学校講師。専門は国語教育。親塾、教師塾主催。絵本を通して、心を育てる活動も行っている。著書に「学級づくり・授業づくりがうまくいく!プロ教師だけが知っている50の秘訣」「ヒドゥンカリキュラム入門 学級崩壊を防ぐ見えない教育力」「子どもの心をゆさぶる多賀一郎の国語授業の作り方」「全員を聞く子どもにする教室の作り方」他多数。 

中條佳記(なかじょうよしき/奈良県・公立小学校教諭) 
子どもたちと真剣に向き合い、笑いと知的好奇心を大切にした授業づくりをベースに学級経営を展開。著書に「コピーして使える授業を盛り上げる教科別ワークシート集」「THE教師力~若手教師編~」「THE授業開き~国語編~」「THE学級開き」「担任必携!学級づくり作戦ノート」「めっちゃ楽しく学べる算数のネタ73」「学級担任に絶対必要な『フォロー』の技術」「爆笑授業の作り方72」「学校のはじめとおわりのネタ108、おもしろ国語道場」他多数。 

山田将由(やまだまさよし/神奈川県小学校教諭) 
民間企業を経験、教員資格認定試験にて免許取得後、横浜市の公立小学校教諭として勤務。野口芳宏先生、陰山英男先生、西川純先生、齋藤孝先生、土作彰先生等、一流の教育者に学び、ミニネタ、徹底反復、ワークショップ型授業、コーチングを取り入れた、簡単で効果のある楽しい教育メソッドの実践を日々深めている。著書に「教師になるには」「『学び合い』スタートブック」「学級づくりと授業に生かすカウンセリング」「学級あそびベスト100」他多数。 

石川 晋(いしかわしん/北海道中学校国語科教諭) 
NPO法人授業づくりネットワーク理事長。主な著書に『エピソードで語る 教師力の極意』『「対話」がクラスにあふれる!国語授業・言語活動アイディア42』(明治図書)、『これならうまくいく!笑顔と対話があふれる校内研修』『学級通信を出しつづけるための10のコツと50のネタ』『中学校学級担任のためのポジティブコミュニケーションカード』『中学校国語科学習ゲーム~授業づくりの活性化につながる体験的な学び~(DVD)』他多数。 

堀 裕嗣(ほりひろつぐ/札幌市中学校国語科教諭) 
「研究集団ことのは」代表。主な著書に『教師力ピラミッド~毎日の仕事を劇的に変える40の鉄則』『教師力トレーニング・若手教師編~毎日の仕事を劇的に変える31の力』『スペシャリスト直伝!教師力アップ 成功の極意』『エピソードで語る 教師力の極意』『THE 教師力』シリーズ、『学級経営10の原理・100の原則』『生徒指導10の原理・100の原則』『教室ファシリテーション10のアイテム・100のステップ』『一斉授業10の原理・100の原則』他多数。 



【プログラム・1/6日(水)/1日目】 

09:15~09:45 
オープニングセッション/大野睦仁 

09:45~10:15 
ミニネタ共演/中條佳記×山田将由 

10:15~11:00 
鼎談「ミニネタと協同学習の〈あいだ〉」/堀裕嗣×中條佳記×山田将由 


11:15~12:30 選択講座1 

A:ミニネタと協同学習の〈あいだ〉/山田将由 

B:どの子も熱中!国語・算数・社会ミニネタ8連発!/中條佳記 

C:一斉授業の力をつけなくちゃ!国語科の授業技術~BASIC~ 
 模擬授業者:山口淳一・髙橋和寛/15分ずつ 
 協議45分/司会:高橋裕章/指定討論者:赤坂真二・多賀一郎・石川晋・山下 幸 


13:30~14:15 選択講座2 

D:協同学習とは何か~ワークで学ぶ協同学習入門/山寺潤・米田真琴 

E:ミニネタ開発法~ワークで学ぶ理科・社会ネタ/三浦将大・太田充紀 

F:一斉授業の力をつけなくちゃ!算数の授業技術~BASIC~/大野睦仁・藤原友和 


14:30~16:45 
模擬授業対決!協同学習と一斉授業の〈あいだ〉 
題材:国語科「読むこと」教材 
赤坂真二×多賀一郎 
趣意説明:堀 裕嗣(14:30~14:35) 
模擬授業1:赤坂真二(14:35~15:05) 
模擬授業2:多賀一郎(15:05~15:35) 
研究協議:司会/堀 裕嗣(15:45~16:45) 
指定討論者:・石川 晋・中條佳記・南山潤司・山田将由 
FG:藤原友和・鍛治紘史・米田真琴・太田充紀 


17:30~ 懇親会/講師も出席します 




【プログラム・2/7日(木)/2日目】 

09:15~11:00 
これからの教育の話をしよう 
提案者:赤坂真二・石川 晋・多賀一郎・堀 裕嗣(10分×4) 
座談会:「これまでの教育/これからの教育~授業づくりを中心に」 
司会:山寺 潤/赤坂真二・石川 晋・多賀一郎・堀 裕嗣 


11:15~12:15 選択講座3 

G:これからの教育・対話で学ぶ協同学習~Advance~ 
赤坂真二×石川 晋 
進行:山寺 潤/FG:米田真琴 

H:これからのミニネタ・対話で学ぶミニネタ開発~Advance~ 
中條佳記×山田将由 
進行:三浦将大/FG:太田充紀 

I:これからの一斉授業・対話で学ぶ国語科授業技術~Advance~ 
多賀一郎×堀 裕嗣 
進行:大野睦仁/FG:藤原友和 


13:15~15:00 選択講座4 

J:創造的な協同を促すファシリテーション~Advance~ 
堀 裕嗣/FG:藤原友和 

K:対話を促すネタ開発・5つのアイディア~Advance~ 
石川 晋・平山雅一/FG:米田真琴 

L:一斉授業の力をつけなくちゃ 
ストップモーション授業検討で学ぶ国語科の授業技術~Advance~ 
模擬授業者/高橋裕章(30分) 
研究協議(75分)/司会:山下 幸 
指定討論者:多賀一郎・髙橋和寛・三浦将大・南山潤司・山口淳一・山寺 潤 
FG:鍛治紘史・太田充紀 


15:15~16:45 
クロージングセッション/二日間の学びをメタ認知する 
司会:大野睦仁/FG:藤原友和・鍛治紘史 
二日間の学び~私の視点/大西陵公・木下尊徳・齋藤佳太(10分×3) 
指定討論者:太田充紀・山寺 潤・南山潤司・山口淳一・米田真琴