2014年4月27日日曜日

春の教師力ブラッシュアップセミナー in 札幌  活動報告

春休み真っ只中の3月30日(日)、 16名のみなさんと、
「すぐに使える学級・授業開きの技術とその思想」
を共に楽しく、学び合うことができました。

➀学級開きネタ&授業開きのネタ、怒濤の10連発!
 午前中は、時間を目一杯使ってのネタ交流をしました。
 楽しさの中にも、子どもたちに、どのような1年にしたいかをメッセージとしてこめられるゲームや活動ばかりでした。
【参会者アンケートより】
 ・ジャンケンだけでもたくさんネタがあることを知ったので、授業開きの時に実践してみます。子どもたちにルールを守ること、先生の話をしっかり聞くことなどの大切さも教えていかなければと思いました。
 ・新しい学級で使ってみたいネタがいろいろありました。スタンディングオベーションやくす玉、スポーツ選手の文集などは初めて知るもので、ワクワクしました。
 ・短い時間の中で子どもたちとの出会いを楽しく、自分の思いを伝えたいなと改めて思いました。方向をしっかり持って、取り組みたいです。
 ・新学期、出会ったばかりの子どもたちとの関係づくりに生きる活動をたくさん知ることができて、とてもためになりました。自分が参加する(やってみる)立場にたつことで、子どもの気持ちを実感できますね。ちょっとした言葉がけで、安心できたりうれしくなったりするのだなぁということを改めて感じました。一人ひとりの気持ちを大切に、学級開きをしたいと思います。
 ・連想ゲーム、やります!

②講座:ネタの根底に流れる学級運営の技術とその思想
 札幌市立厚別通小学校 大野睦仁先生による50分の講座。温かなクラスの様子を紹介しつつ、具体的な実践例や分かりやすい例えを交えて、ネタを使うことの意味を丁寧に解説しました。

【参会者アンケートより】
 ・方向性、1年間を見通したり俯瞰したりすることが、大切なのですね。気をつけます。
 
 ・ネタを使うことが目的になっていたので、学級運営の手段として利用するようにしたいです。
 ・セミナーやネット、本などで得た様々な情報をいかに自分のものにしていくかが大切なことを再認識できました。自分のこれまでのスタイルを一度俯瞰してみて、必要なこと、不要なものを見極めていきたいです。
 ・実際の経営の中から大切な軸になる部分を見ることができてよかったです。
 ・先生の情熱的な姿勢に心が動かされました。いろいろなネタを組み合わせていく効果はわかりました。

➂失敗から学ぶ!私はこうして課題を克服した!
 授業以外でもわりと大切な、当番活動・係活動・朝の会、帰りの会についての取り組み方について、5人の先生方からのミニ講座でした。失敗から導き出した原則が多々語られました。

【参会者アンケートより】
 ・みなさんの経験に基づいたお話を聞くことができて、とても勉強になりました。自分も失敗ばかりですが、失敗だと気づき、原因を考えることの大切さを改めて実感しました。
 ・太田先生からのお話で、「目の前の子どもたちの成長のために何をするのか」「何ができるのか」を考えることが大切だなと、私も感じました。
 ・新学期スタートと同時に待ったなしで始まる様々な活動を「さぁ、どうしようか!」と気持ちが引き締まりました。「失敗」をもとに改善したスタイルを紹介していただく形も分かりやすく、納得できました。欲を言えば、この時間に一度Q&Aがあると、細かい部分が知れてよかったなぁと思います。
 ・目の前の子どもに合わせたシステムを作りたいなと思いました。自分が途中で投げ出さず、貫き通すこと(間違いでなければ)を心に、取り組んでいきたいと思います。間違っていたら、すぐ直します。
 ・失敗は共感できましたが、成功ネタの方が勉強になるなぁ…と思ってしまいました。

④講座:まちがってはいけない!学級での縦糸・横糸の張り方
 札幌市立藻岩小学校 髙橋裕章先生による50分の講座。学級経営での縦糸・横糸の意味と、どのように張っていくとよいのかを、3日間でやること、7日間でやること、30日間でやることと絡めて、解説しました。

【参会者アンケートから】
 ・縦糸の張り方を間違わないように、授業の中でもやっていきたいと思いました。システム化した方がいいことが、学校の中にはたくさんあることを知ることができました。去年出来なかったことをシステム化させてやっていきたいと思いました。
 ・給食での具体的なシステムが分かり、参考になりました。春休み中にシステムの提示の仕方を考えたいです。
 ・横糸を張るには、教師のブレない縦糸をしっかり張ることが大切だということを学ばせていただきました。
 ・子ども同士が認め合い、安心して過ごせる学級をつくっていくためには、まずは縦糸をしっかり張ったうえで、システムをしっかり定着させていきたいです。
 ・30日で定着させるために、チェックとゆるみを認めない!を心がけて、4月をむかえたいです。

⑤Q&A 4月にしておくことは?
 札幌市立幌東中学校の山下幸先生による進行で、参会者の質問・疑問に、講師の方々が答えていきました。質問内容は4月のことだけにこだわらず多岐に及びましたが、和やかな雰囲気で、時間がたつのを忘れてしまうほどでした。

【参会者アンケートより】
 ・的確な解答を、みなさんありがとうございました。
 ・不安に思うことを、質問という形で伝えることができ、そしてそのことについてお話をいただいたので、ありがたかったです。
 ・自分以外にもいろいろ悩んだり、考えたりしている先生方が多いということが改めて分かりました。丁寧に質問に答えていただき、ありがとうございました。
 ・幅広く、いろいろな内容のQ&Aで、本当にためになりました。

参会者の皆様、お忙しい中お集まりいただいて、ありがとうございました。楽しい時間を共有することができました。次回、札幌開催は7月です。またお会いできることを楽しみにしております

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