2014年9月3日水曜日

休み時間の職員室

今年、担任を外れました。
昨年までは休み時間は必ず子どもと一緒にいたので、寂しい毎日です。
そんなある日の中休み、職員室での教頭との会話です。

山本:「教頭先生、たいへんです。」
教頭:「何かあったかい?」
山本:「もう中休みに入っているのに、先生方が戻ってきません!」
教頭:「あぁ~、ホントだね。誰もいないねぇ。」
山本:「職員室、避けられてるんですかね(苦笑)」
教頭:「最近、先生たち、休み時間に子どもと遊んだり、勉強みたりしてる人、多いみたいだよ。」



山本:「そうだったんですね。」(ホッ
教頭:「子どもの素の姿や人間関係を観察するのに休み時間は大事だよね。」
山本:「その通りです。」
教頭:「休み時間に子どもと先生が楽しく遊んだり、おしゃべりしたりしたりする中で、子どもたちとの信頼関係って深められるものだよね。」
山本:「いつも一緒にいると話しやすい人間関係が作れますものね。」
教頭:「それに、教師が間に入ることで子どもたち同士のつながりを深めることもできるんだよね。そんなことあったでしょ?」
山本:「遊びの中でこそ伝えられることってたくさんありますよね。」
教頭:「ルールや我慢の大事さなんて、教師がガキ大将になって伝えればいいんだよ。『○○そこズルするなっ!』とか、『△△、そんなことで泣くんじゃない!』みたいにね。」
山本:「ホント、その通りですよね!(笑)」
教頭:「だから、先生方はどんどん遊ぶといいよね。」
山本:「でも、たまには職員室に戻って休んでもいいですよね。」
教頭:「そうだね。寂しいしね(笑)。」


休み時間をどう使うのか。
もちろん、いつも子どもと一緒にとはいかないでしょうし、一年の中での関わり方の軽重(徐々に子どもたちだけで遊べるように)もあるでしょう。
ただ、この時間をどう使うか(使っているか)というところに教師としての有り様が表れていると思います。
今日は少し意図的に休み時間を過ごしてみませんか?

追伸
最近はあまりにあちこちで暇だ暇だと言っていたら、休み時間に子どもたちが遊びに誘ってくれるようになりました。(笑)

(山本和彦)

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