2015年9月15日火曜日

すべてに感謝を!

  1年間、育児休暇を取得し、日々我が子と向き合っています。その中で、改めて気が付いたことは、すべてが当たり前ではないということです。できていたことが思い通りに進まない。例えば…時間を守る・トイレに行ける・家事など。

時間を守って行動しようとするが、行く直前になっておむつ替えということはよくあること。なかなか予定通りの時間運びとならない。さらに、車に乗りたくない、もっと遊びたいという子どもの気持ち。予定通りに実行しようとすれば数時間前から先を見通し、準備をしていくことが必要となる。それでも予定通りに行かない…。

 トイレに行こうと思うが子どもが2人いると行けないトイレがある。例えばコンビニのトイレ。それだけではない、男性トイレには子どもを座らせておく置くスペースやおむつ替えシートがないなどはよくあること。こちらもどこにどんなトイレがあるか考えておかなければならない。

 毎日終わることのない食事の準備・掃除・洗濯。誰かやってくれるではなく自分がやらなければなら終わっていかない。

 いずれにしても自分が育児休暇を取得しなければ、ここまで強く意識することはなかったように思う。すべて当たり前ではなく、やってもらっていたのだ。男性が育児休暇を取得したといえば、「素敵!」「すごい!」と言われるが、育児休暇を取得した女性は、「素敵!」「すごい!」と言われることは、ほぼない。そのことを考えると、自分が言われることに申し訳なさを感じる。この1年はすべて(妻はもちろん!)に感謝し、育児について・学校現場について、当たり前だと考えていたことを見直す1年にしたい。
(木下 尊徳)

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