今年で教師になってから3回目の学習発表会です。3回目となり、少しずつですが指導の仕方が分かり始めてきました。三つの段階を意識するようになりました。
①全体を通すことができるようになるまで
配役が決まったら、場面ごとに分かれて練習をします。その場面ごとにリーダーを決めて練習に取り組みます。子どもたちの作品にしてほしいので、リーダーを中心としてどのような演技をすればよいかを話し合いながら取り組ませます。教師の考えも伝えるなどし子どもたちとすり合わせを行います。
②児童公開日に向けて
全体を通すことができたら、中弛みしてしまいます。毎年、中弛みするので必ずあるものなのだろうなと思います。ただ、中弛みする期間は短い方がよいので、お互いの場面を見合うなどの方法を取りました。一番効果があったなと思ったのは、ビデオ撮影したものを見ることです。子どもは、通すことができるようになったので自信があります。そのためなのか、教師からのアドバイスもなかなか入っていきません。自分の演技を見ることがまだ伸びると子ども自身に思わせることねらっています。
③保護者公開日に向けて
児童公開日での発表が終わると子どもたちがみんなよい表情をしています。たくさんの拍手をもらい達成感を得られたからです。そこで満足せずにさらによくしていきたいものです。 児童公開日では、職員室でもお互いの学年の発表について感想を伝え合います。そこでの会話の中からヒントを見つけ残りの日数で修正をしていきます。
最後は、先生の語りだと思います。今年は最後の練習終わりにとなりのクラスの先生が想いを語ってくれました。涙している子どももいるほどでした。
15日が保護者公開日です。発表が終わったときに、子どもたちが笑顔でいてくれたなら本当に幸せです。これからも子どもたちの笑顔のために自分の指導力を挙げていきたいです。
(加賀 大介)
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