2日間で、延べ200名ほどの先生方が道内外から集まっていただいたサマーセミナー。
無事終了しました。
テーマは、「アクティブ・ラーニング」でした。
たくさんのところで、「アクティブ・ラーニング」が取り上げられ、研修会や書籍という形になっています。
私たちは、そんな中で、「アクティブ・ラーニングは、こうあるべきだ!」という形の研修会に、あえてせず、様々な角度から「アクティブ・ラーニング」を考えることで、立ち止まり、自分ごととして考えていけることをねらいとしたセミナーを企画しました。
そのために、「学び合い」の西川純先生。「味噌汁ご飯」の野中信行先生。アクティブ・ラーニング研究の梶浦真先生。島根からは、はなまる先生の広山隆行先生。道内からは、堀裕嗣先生、石川晋先生、古田直之先生をお呼びしました。
できるだけ多くの視点から「アクティブ・ラーニング」を考えたいということで、たくさんの講師の先生方をお呼びしたのです。
見事に、いろいろな考え、立場からの提案が続き、「アクティブ・ラーニング」をそれぞれの角度から見直すことができた2日間になりました。
一方で、2日目のシンポジウムでは、それぞれの提案、立場が重なっていく部分も、鮮明に見えてきました。これも大きな収穫となりました。
もう一つ、今回のセミナーを通して考えたことは、アクティブ・ラーニングという新しい時代のテーマと向き会う研修会なのだから、研修会自体も、一人一人の参加者が能動的に学びを深めていく形態にしていこうということでした。
そして、講師の先生方からだけではなく、現場で奮闘している自分たちも、等身大の提案をさせてもらうことで、みなさんと、私たちの学びが、より自分ごととなるのではないかと考えました。
そうした「しかけ」によって、参加された先生方と一緒に学びを深められたと実感できた一方で、課題もたくさん見えた二日間でした。
私たちの思いを形にして、それをみなさんと共有し、より深い学びにしていくためには、私たちには、まだまだ考えるべきことがあり、やるべきことがあると思っています。
みなさんからいただいた声をしっかり受け止め、次に向かいます。
ブラッシュアップセミナーに参加されたみなさん、あらためて、ありがとうございます。
これからも、よりよい学びを「共に」作っていけるような場を考えていきます。
これからもよろしくお願いします。
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