2018年2月11日日曜日

北見集会報告


1月27日(土)に、BRUSHUPセミナーIN北見がありました。北見開催は3回目でした。過去の2回はセミナーの雰囲気にこだわり、カフェで行っていました。今回の場所は綺麗な公民館。教科化される道徳について、模擬授業を通して学習したいと思い、この場所を選びました。講師には代表の大野先生と事務局長の山口先生に来ていただくことができました。

①道徳の教科化、こう考えています

 道徳が教科化になった経緯や教科化になったから変わることや変わらないことをお話していただきました。「教科化になったからこそチャンス」「難しい言葉が飛び交っちゃだめ」という言葉に、参加者の方ははっとされていたように感じました。自主教材の魅力や教材開発の視点など、幅広く聞くことができました。

②模擬授業20分×4

 4人でA「主として自分自身に関すること」からD「主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること」までの模擬授業を行いました。

 テーマは「誠実」「親切」「家族愛」「命」でした。全員が自主教材を扱っていましたが、エピソード・動画・絵本など種類は様々でした。どの授業でも最後に「あなたなら次はどうする?」という振り返りの時間があり、共通していた点だと思いました。授業で考えたことや学んだことをどう生かしていくかが大切だと、模擬授業から体験することができました。

③模擬授業について(授業解説)

 授業解説はもちろん、これまでの道徳でどのような授業をしてきたかという話題提供もありました。「答えが透けてしまう道徳」「何となく先が予想できてしまう読み物教材」…。もっと思考を活性化させられるような授業にするためには、どうしたら良いのだろうかと考えてきた山口先生と大野先生のお話を聞くことができました。

④質問タイム・チェックアウト

 参加者の皆さんからは授業づくりについて・扱う教材について・校内体制について・評価について質問がありました。評価についてこうなりそうだ、こういう観点で評価していくのではないかというお話を聞くことができ、少し見通しをもつことができました。参加者の皆さんからは、たくさんの感想をいただきました。

 夜は北見の「GENTA」で懇親会を行いました。美味しいお酒と料理と、講師の先生方のお話とが合わさって素敵な時間を過ごすことができました。

参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。心から感謝いたします。  

(辻村 佳子)

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