2017年1月28日土曜日

第90回 教師力ブラッシュアップセミナーin帯広のご案内

「十勝で味わう国語の価値 模擬授業12連発」

 主体的・対話的で深い学びを目指した国語の模擬授業


 小学校6年間の総授業時数5645時間。その4分の1を占める国語。すべての学習を支える教科といっても過言ではありません。しかし、その時数の多さと、学習効果を比例させることが難しいと感じませんか?

 「主体的・対話的で深い学び」を積み重ね、国語の価値を再認識することができれば、その成果はより深く、広いところまで及びます。「話す・聞く」「書く」「説明的文章」「文学的文章」を各3本ずつ、計12本の模擬授業を体験できる今回。それを受けての対談。刺激的な時間になること、間違いいありません。



【日時】平成29年6月24日(土)9時20分~17時30分

【場所】とかちプラザ(予定)

【参加費】3,500円(お弁当・お茶付き)

【プログラム】
9:30~ 9:50 【話す・聞く①】太田 充紀
9:50~10:10 【話す・聞く②】黒川 達也
10:10~10:30 【話す・聞く③】横田 陽子
10:30~10:45  交流 
10:55~11:15 【書く①】山口 淳一
11:15~11:35 【書く②】山河 愛
11:35~11:55 【書く③】藤原 友和
11:55~12:10  交流
12:50~13:10 【読む-説明的文章①】西村 弦
13:10~13:30 【読む-説明的文章②】木下 尊徳
13:50~14:10 【読む-説明的文章③】新川 宏子(高橋 裕章)
14:10~14:25  交流
14:35~14:55 【読む-文学的文章①】斎藤 佳太
14:55~15:1
5 【読む-文学的文章②】三浦 将大
15:15~15:35 【読む-文学的文章③】宇野 弘恵
15:35~15:50  交流
*各グループ後の交流 
 ファシリテーター:大野 睦仁
 コメンテーター :高橋 裕章・堀 裕嗣・友利 真一
16:00~17:30 対談 ・リフレクション
            大野 睦仁・高橋 裕章・堀 裕嗣・友利 真一
*FG:藤原 友和・新川 宏子・横田 陽子・山河 愛・木下 尊徳



お申し込みは↑上記リンク↑をクリック!



2017年1月17日火曜日

私の仕事術

長かった北海道の冬休みが終わり、学校生活の日常が戻ってきました。あっという間に過ぎていく3学期ですが(地域によっては後期4節とか言ったりします)、やることも多くて決して暇ではありません。
必要な仕事に時間を割くためには効率よく進められる部分さサクッと終わらせることも大切です。3人の子供がいる(中2、小2、4歳)私の一日をちょっと振り返ってみます。

ある日の私の一日です。
午前3時30分    起床。
        コーヒーを入れて仕事を開始。
        時間割作成からスタートして、教材研究や学級通信も書く。
午前5時50分    仕事終了。朝食の準備と寝室から二女と長男をリビングへ移動させる。
午前6時              録画してあったアニメを流し、子供たちの目覚めを促しながら朝食準備。
午前6時20分    「早く食べないとテレビ消すぞ」などと脅かしながら急かす。
        その間に自分の身支度と子供たちの服を用意。
        ゴミ出しを行い、ふろ掃除を終わらせて朝食の進み具合を確認。
午前6時40分    「そろそろ起きないとやばいぞ」と長女の部屋の電気を付ける。
        再び外へ出て、自動車のエンジンをかける。
午前6時45分    長男に洋服を着せていると、二女が洋服に文句を言い始める。
        イラッとしながら「だったら自分でもってこい」と冷たく言い放つ。
午前6時50分    保育園に通っている長男を連れて出勤。
        二女と玄関前でタッチして別れる。
午前7時              保育園到着。朝の先生に挨拶。
        ジャンパー、連絡帳を所定の場所におき長男とさよなら。
        学校へ向かう。
午前7時55分    冬の高速道路にいらいらしながら始業時刻に滑り込む。
        勤務開始。

★学校で仕事★

午後5時              冬期間は渋滞の予測がつかないので早めに退勤。
午後5時50分    道路状況が良くスムーズに保育園へ到着。
午後6時10分 二女の通う児童館に到着。
午後6時15分 帰宅。
        夕食の準備。
午後7時              中学生の長女帰宅、夕食を食べさせる。
午後7時30分 子供たちを風呂へ入れる。
        二女の宿題とその〇つけ(面倒だなと思いながら…)。
午後8時50分    下の子二人を寝かすために寝室へ。
        長男が絵本を読めというので文章を少しとばしながら読む。
        二女が「ここ読んでないよ」と余計な一言を言う。
午後9時頃           二人を寝かしながら一緒に寝てしまう。
午前3時30分    起床。
        以下、はじめに戻って同様に一日を繰り返す…。


 妻の仕事が不規則な時間帯で動く職種のため、子供に関することは私が受け持っています。こんな生活をかれこれ10数年続けています(保育園も同じだけ通っています。古株になりました…)。お母さん先生にはきっと共感いただけるはず!

 こんな私が仕事をする上で気を付けていることを3つ紹介します。

その1 今できることは今やる(明日できることもできるならやってしまう)
 子供はいつ熱を出すかわかりません(お母さんはわかりますよね!)。明日やろうと思っていたことが、予定通りできないことなんてざらです(この時期、保育園からの電話が恐怖…)。行事の反省や学級事務(テストの〇つけ、掲示物の張り替え、提出物のチェックや整理など)は気づいたらすぐやるのが鉄則です。

その2 いい加減を意識する
 いい加減=「適度な加減」です。決して手抜きをするわけではありませんが(たまにします…)、時間的に厳しいものは割り切って妥協することも必要です。学校の仕事は完璧にやろうと思うと際限なく仕事が増えます。すべてを10割の力でやらずに6割でいいものは「いい加減」で仕事をすることも仕事を停滞させないコツです。

その3 無理をしない
 無理は禁物です。体調を崩すと学校はもちろん家庭内でもいろいろと大変です(あなたの体はあなただけのものではありません!)。逆に学校の仕事は替えがききます(あなたが思っているほどあなたじゃなきゃダメな仕事は少ないものです)。健康であることが仕事を効率よく進める最も大切なポイントです。コンディションの管理はプロとして大事ですよね。

 今まで全てを全力でこなしてきた力のある先生ほど、家庭ができて両立に悩むものだと思います。特に、産休明けの女性の先生なんて身軽だった時代とのギャップに苦しんでいるのではないでしょうか。
そんな人を周りで支えるのはもちろん(職員室のあの人、大変なんですよ!)。自分自身でも仕事の仕方を「モデルチェンジ」するといいのではと思っています。私の場合も1人目、2人目、3人目と家族が増えるたびにそれまでの生活との違いに戸惑いました(「マイナーチェンジ」を繰り返しながら今に至ります)。

 本当に時間をかけたいもの(自分自身の研究テーマみたいなもの)は「片手」にしっかりと握り、もう片方の手はフリーにしてその時その時に必要なことを持ち替えながら仕事をしていくのもいいのではと考えています。持ちきれない荷物はいったん置くことで、もっといい持ち方(効率的な持ち方)に気付くこともできるものです。


山本和彦(北広島市立大曲小学校)

2017年1月15日日曜日

何気なくしていること

 日々,何気なくしていることがたくさんある。このときも何気なく子どもにあるお願いをした。
 
 外部講師にお礼を書く機会があった。一人ひとり小さな紙にお礼のメッセージを書き,色画用紙に貼った。色画用紙には,「○○さん ありがとうございました」と題字を書き,渡すことにした。そして,ある子にその題字を書くことを何気なくお願いした。すると,その子はとても喜び,「緊張する~」と言いながらも,はりきって書いてくれた。その子の日記には,「頼まれてうれしかった。緊張したけど,一生懸命がんばって字を書いた」という内容のことが書かれていたほどだ。
 また,周りの子たちも書いた字を見ながら,「お~」「うまい!!」などと言っていた。さらに,「○○(子どもの名前)うまいからな」と言っていた子もいた。

 この何気なくお願いしたできごとから感じたことが二つある。
 一つ目は,何かをお願いするということは,言葉には表していないが,「あなたを認めていますよ」というメッセージを伝えている可能性があるということだ。ある意味「隠れたカリキュラム」の一つである。

以下引用開始
『「隠れたカリキュラム」とは、「教育する側が意図する、しないに関わらず、学校生活を営むなかで、児童生徒自らが学びとっていく全ての事柄」を指す。学校・学級の「隠れたカリキュラム」を構成するのは、それらの場の在り方であり、雰囲気といったものである。』
引用終了

引用元
『文部科学省人権教育の指導方法等の在り方について[第二次とりまとめ]
 第1章第1節 3人権感覚の育成を目指す取組』
 
 
 このできごとの場合,お願いしたことによって,「あなたは,字が上手だよ」ということ伝えていたかもしれない。また,周りの子たちにも,「先生は,○○(子どもの名前)は字が上手だと思っている」「字が上手だから,○○(子どもの名前)にお願いしたんだ」ということを伝えていたかもしれない。さらに言えば,「自分はお願いされないから,字はうまくないんだな」とか,「先生は,自分の字は上手だと思っていない」ということも思わせていたのかもしれない。

二つ目は,力を伸ばす機会をいろいろな子につくっているのかということだ。
 題字を書いた子は,お礼のために書くということを知っていた。だから,相手や目的意識をしっかりもって書いていた。それが,「緊張する~」という言葉にも表れていたと思う。その子は,緊張感の中書くことで,授業だけでは得られない,力を伸ばす大きなチャンスを得ていたともいえる。
 では,そのような貴重な機会を,他の子たちにも果たしてつくっているのだろうか。また,今後つくっていけるのだろうか。自分が,その子にお願いしてしまったことで,実は他の子の力を伸ばすチャンスを奪っていたともいえるのだ。
 
 日々,何気なくしていることがたくさんある。その何気なさが,子どもたちに意図していないメッセージを送っていたり,力を伸ばす機会を奪ったりしている場合もあるということを忘れないようにしていきたい。
(三浦 将大)

2017年1月7日土曜日

ウィンターセミナー終了!

1月7日(土)、足下が悪く、しかも三が日から間もなくにもかかわらず、たくさんの方にご参集いただき、ウィンターセミナーを開催いたしました。ご参加ありがとうございました。

講師として、石巻から佐々木潤先生にお越しいただきました。
教職歴30年を超える佐々木先生のこれまでの実践や、これからの学級づくり・授業づくりについてのお話をうかがいながら、私たち自身の「新年度/これから」について考えを深めました。



そのためには、一人一人が「これまで」について振り返っておくことが大切です。私たちの集会では「チェックイン」「チェックアウト」という時間を設け、自分事として考える機会とすることを重視しております。今回は函館の三浦将大先生のリードによって行いました。





続いて、「これから」を意識した模擬授業。北広島の山本和彦先生の社会科・音更の西村弦先生の総合的な学習の時間の模擬授業を通して、「これから」を見据えた授業づくりについて考えました。どちらの授業にも、授業者の考える「これから」につながるしかけが施されていました。

模擬授業の講評を含めて、メイン講師の佐々木潤先生の講座が行われました。子どもたちに付ける力を明確にもつこと、そして学習の全体像を子どもたちに分かりやすく示すことの大切さを始めとして、多様な視点から教えていただきました。

昼を挟んで、教室づくりについての講座です。教師自身のキャラクターを考慮しつつ、笑うこと・笑い合うことのよさをふんだんに取り入れた佐々木先生の教室づくりを垣間見ることができました。

当セミナー代表:大野先生と佐々木先生との対談では、参加者のみなさんの疑問・質問をベースに、佐々木先生の実践についてさらに考えが深まっていきました。

休憩時間になっても、参加者同士・参加者と講師の対話が途切れませんでした。

最後のチェックアウトでは、チェックインと同じく「新年度/これから」の学級づくり・授業づくりで大切にしたいことを考えました。今朝と夕方とでは、参加者のみなさまが書かれた内容に違いがありました。この日一日の学習を通して、何か現場での実践に生きるものがあれば幸いです。



ご参加いただいた皆様に感謝いたします。
ご記入いただいたアンケートはメンバーで拝見し、次回以降の集会づくりに活用させていただきます。

2017年1月4日水曜日

健康な笑顔で

 教員になって18年たちます。初任校にいた頃を思い出してみると、よくどなったり怒ったりしていたなあと思います。自分の思う通りに子どもが動かなかったり、言うことを聞かなかったりすると、どうにもならずに大きな声を出していたように思います。だんだん大声を出さなくなってきたのは、経験を積み重ねてきたことが少しは役に立ってきたのかな、とも思っています。子どもに通じるように話すことだったり、うまくいかないことを許せる余裕だったり、あとどのくらいしたら出来るようになるかわかっていたり……怒鳴らなくてもよくなってきた、というのが自分としても安心できることです。

 ところがここ最近、大きな声を思わず出してしまうことが何度かありました。「あれっ、怒るようなことでもないのにな……」と思うようなことで怒鳴ってしまい、自分でもわけがわかりませんでした。そんな時には落ち込んで、1日がっかりして過ごしてしまいます。何度かあった後で振り返ってみると、どうも体調の悪い時、疲れている時にそういうことが起こりやすいような気がします。自分も40歳を過ぎて、すっかりおじさんになってきました。徐々に体が変化してきたことを感じています。疲れやすかったり、イライラしやすかったり……そうした変化に自分自身が戸惑うこともあります。教員として技量を上げるために学ぶだけではなく、体調を管理していくことも大切なんだと感じるようになりました。

 教員の仕事はやろうと思えばきりなくあります。部活動問題がクローズアップされたこともあり、教員の過重労働が話題になることも増えてきました。今も全国に過労死ラインを超えて仕事をしている方もたくさんいるのではないかと思います。自分も30代の時は学芸会前に16時間労働を3週間続けるなんてこともありました。今はそんなことはとてもできません。おだやかに子どもたちに接するために、効率的に校務をしながら子どもと向かい合う時間をきちんと取っていくことができればいいなあと思っています。冬休みにゆっくり体を休めて、残り40日あまりの3学期を、まず担任が健康な笑顔で迎えたいと思っています。
(増澤友志)

2016年12月23日金曜日

第91回 教師力ブラッシュアップセミナーin苫小牧のご案内

5大都市連続セミナー④

「特別の教科 道徳」模擬授業12連発!

~考える道徳を考える~


 平成30年度より実施される「特別の教科 道徳」。それに先駆けて「考え、議論する道徳」を追究した模擬授業を、道内気鋭の小学校教師が12本持ち寄ります。よい資料を探す、授業技術を盗む、道徳の授業についてもっと考える……ぜひこの機会をご活用ください!



日時:平成29年7月1日(土)

場所:苫小牧市民活動センター 3階講習室

講師:堀 裕嗣・高橋裕章・大野睦仁・藤原友和

主催:教師力ブラッシュアップセミナー
共催:教育の実践交流サークル
後援:苫小牧市教育委員会様

参加費:3,000円


09:10~09:15 開会セレモニー

【第一部/絵本資料】
09:15~09:35 模擬授業1 中村安恭(旭川)
09:35~09:55 模擬授業2 小林雅哉(胆振)
09:55~10:15 模擬授業3 鹿野哲子(空知)
10:15~10:30 考える道徳を考える

【第二部/読み物資料】
10:40~11:00 模擬授業4 佐藤良紀(胆振)
11:00~11:20 模擬授業5 増澤友志(札幌)
11:20~11:40 模擬授業6 近藤真司(石狩)
11:40~11:55 考える道徳を考える

【第三部/映像資料】
13:00~13:20 模擬授業7 木下尊徳(十勝)
13:20~13:40 模擬授業8 山本和彦(石狩)
13:40~14:00 模擬授業9 山口淳一(札幌)
14:00~14:15 考える道徳を考える

【第四部/人物資料】
14:25~14:45 模擬授業10 矢島勲(胆振)
14:45~15:05 模擬授業11 鈴木綾(渡島)
15:05~15:25 模擬授業12 宇野弘恵(旭川)
15:25~15:40 考える道徳を考える

【振り返ろう】
15:55~16:45 パネルディスカッション「道徳を考え、議論する」
      パネラー:藤原友和(渡島・小)
            大野睦仁(札幌・小)
            高橋裕章(札幌・小)
            堀 裕嗣(札幌・中)
        司会:斎藤佳太(胆振・小)

16:45~16:50 閉会セレモニー

2016年12月17日土曜日

教室掃除 5分で終わる!?

部屋の隅から、平成11年度の『俺たちの旅』(私の学級通信です)が顔を出しました。「あ~、こんなことやってたなぁ」面白かったので紹介します。

   あれはいつのことだったでしょうか。河村君たちの教室掃除時間を計りだしたのは。
  「いいかぁ。ヨ-イ、ドン!」
   それから岩村さん、大倉さん、松村さんの動きはビデオの早送り状態になり、後藤
  君、大関君も飛び跳ねています。河村君も汗びっしょり。5分7秒!!掃除をタイム
  で競うとおもしろいことに気づきました。まず、全員が無言になります。掃除の要領
  はわかっているので、何がまだ行われていないのかを素早く察知して仕事を奪い合う
  ようになります。また、誰かが先を読んで、次の仕事内容を叫んだりします。もちろ
  ん、それに対して
  「お前やれ!」とか、「俺は昨日した」などと議論しているヒマはありません。そし
  て、最後は全員がえも言われぬような満足げな顔つきをしています。
   そうなのです。掃除をしているとか、掃除をやらされていると思うから面白くない
  のです。視点を変えてみると、もっと面白いことってたくさんあるのではないでしょ
  うか。
   今まで、福嶋さんと大浦君の班が挑戦しましたが、まだ、この記録は破られていま
  せん。

 これを書いたのは今から17年前、旭川市立明星中学校1年2組(40名)を担任した時のこと。1年生で人数もほとんど同じ。この話をすると流石1A。早速挑戦です。この辺が素晴らしい。冷めてないです。熱い。好きだなぁ、こういうことに本気で燃えるの。旧4班、千葉くん、倉兼さん、岩崎くん、山岡さん、藤澤くん、橋詰さん、工藤さんが挑戦。
「先生は手を出さないでよ!」と念を押し、「スタート!!」。記録は・・・何と、5分25秒。惜しいなぁ。一つ確かなことは、数字を意識すると、ドラマが起きる、ということ。
 32年の教員生活の中で、最速、5分7秒。
 果たしてこの壁は破られるのか!? 
                                                                    (小林 智)

2016年12月16日金曜日

第88回教師力ブラッシュアップセミナーin札幌のご案内

テーマ:ゴールを意識した学級びらき・授業びらき

 もうすぐ平成29年度がスタートします。いま受け持っている子どもたちとの1年の締めくくりを考えつつ、次年度へ向けての準備や構想を始めるころかと思います。来年こそはこうしよう、あれをやってみたい……そんな思いもあるかもしれません。
私たち教師はつい、自分の「教えやすさ」に主眼をおいた学級づくり・授業づくりに甘んじてしまいます。でも本当は、子どもたちの成長を願ってのもの。次の3月、あなたの学級・教科受け持ちの子どもたちには、どんな姿で進級・卒業してほしいですか? 進級・卒業という「ゴール」の姿を見据えた学級びらき・授業びらきについて考えられる1日です。
 講師として多賀一郎先生(神戸・追手門学院小学校講師)、大野睦仁先生(札幌市立三里塚小学校教諭)をお迎えします。ぜひご参加ください。

【日時】平成29年3月26日(日)9:15~16:45

【場所】札幌市産業振興センター

【参加費】3000円(学生・新年度採用者は1000円

【プログラム】
09:15~09:25 受付
09:25~09:30 開会セレモニー
09:30~10:00 チェックイン
            今年度の学級づくり・授業づくりの◎○△
           ※学生・新卒の方はこれまで学んできたことについて
10:00~10:45 学級びらき模擬授業3連発!
  低学年:斎藤佳太(苫小牧市 小学校教諭)
  高学年:小林雅哉(伊達市 小学校教諭)
  中学校:高橋和寛(札幌市 中学校教諭)
10:45~11:00 講評 多賀一郎先生・大野睦仁先生
11:05~12:05 講座 「ゴールを意識した学級びらき」大野睦仁先生
12:05~13:00 昼食休憩
13:00~13:45 授業びらきの模擬授業3連発!
  低学年:増澤友志(札幌市 小学校教諭)
  高学年:加賀大介(札幌市 小学校教諭)
  中学校:山下 幸(札幌市 中学校教諭)
13:45~14:00 講評 大野睦仁先生・多賀一郎先生
14:05~15:05 講座「ゴールを意識した授業びらき」多賀一郎先生
15:10~15:50 対談「講師の心に残っている学級&授業の話」大野睦仁先生×多賀一郎先生
15:55~16:45 チェックアウト
           合法的立ち歩き& おしゃべり歓迎! 勝手流チェックアウト
16:45 閉会セレモニー


お申し込みはこちらから!

2016年12月14日水曜日

自分がやめない限り、続くのだ

今年度の4月から、小さなサークルを立ち上げました。
名前は「教育の実践交流サークル」。
何か気の利いたネーミングを、と思ったこともありましたが、見た人に伝わりやすいように、活動内容をそのまま名前にしました。

私は今年度で教職15年目に入ります。何とか仕事を続けてこれました。
何も分かっちゃいない上に生意気だった新卒の頃、職場内外で様々な方にたたき上げていただきました。
学級の子どもたちは私にとって何よりの「先生」です。
保護者の方々も、「斎藤先生さあ……。」と、私を見掛けては教えてくださいました。
職場の先生方からも、授業のこと、地域との協同のこと、酒の呑み方(笑)など、たくさん教えていただきました。
また、出身大学のつながりからご縁ができ、札幌や地方のいくつかのサークルにもかかわらせていただきました。時にはミンチ状態になるまで拙い授業を斬られたこともありました。
周りの方々に本当に恵まれました。
こんな生意気やヤツを育ててくださったのですから。
感謝は尽きることがありません。

ある年から数年間、サークル例会から遠ざかっていた私。
自分の授業や学級づくりに「どこかおかしい……」「何かが足りない……」と違和感をもち続けていました。
違和感は解消できずにどんどん溜まりますから、当然、色々なところに歪みを生じます。
手痛い、悔やしい失敗は数えきれず。
相談しようにも、日々の業務に忙殺される毎日。「ちょっと学級をみてもらえませんか?」などと、なかなか言い出せませんでした。
「道内サークルのゆるやかな連合体」である教師力ブラッシュアップセミナーに月例会はありません。
日常のサークル活動が前提の「連合体」ですから。
サークルをやってないのにブラッシュへの参加を続けることに無理をも感じていました。

ざっくばらんに相談できる場に行きたい。
……でも近くにないや。
どうしよう。

退勤後に車を飛ばして遠くの町まで行く?
……くたびれて途中で寝ちゃうよ。
どうしよう。

自分でサークル作っちゃう?
……いやいやいや、学級づくりも授業も満足にできていない自分の所に、誰が来てくれるというの?
でも苦しいな。
どうしよう。

逡巡、逡巡、うじうじとまた1年あまりを過ごしました。
それが辛かった……
ついに限界。
ある勉強会を草の根で開き続ける大学の先輩に、新たなサークルを自分で立ち上げる相談をしました。
「すごくいい。お前の例会だったら行くわ。」
   ええっ!? そそそそうなんですか??
「一人例会だって、今までたくさんあった。それはそれでいいもんだ。」
   静かな読書タイムができるってことですか。
「続けるなんて簡単だよ。サークル活動は、自分がやめない限り、続くんだから。」
   一人でいいなら続けられます!

ものすごく大きな勇気をいただきました。
さらに友人やブラッシュの仲間に相談したところ、やはり「お前の会だったら行く!」「応援する!」と意外な声がたくさん。
じつに簡単なことです。
行動力も決断力も足りず、やらない理由を自分で作っていただけでした。

かくして、「教育の実践交流サークル」は産声を上げました。
仲間や諸先輩がたに助けていただきながら、毎月1回の交流会を開いています。
おかげさまで、私の違和感は少しずつ消化されてきました。
また、活用してくださった方には「ああ、話せてよかった!」と言われます。
毎回、部屋をお返しする時間ぎりぎりまで、話が尽きません。



目指すは、友人+これまでの仲間+地元の先生方の、職場外のコミュニティ。
ちょっと話したい、相談したい。そんなときに顔を出せる場所です。
地元の先生方が来てくれる日を夢見つつ、主義主張を問わずに交流する場を、今後も作り続けていきます。
私がやめない限り、続くのですから。


次の実践交流会は今週末、12月17日(土)に開きます。
よろしければご活用ください。

(斎藤 佳太)











2016年12月11日日曜日

第87回 教師力ブラッシュアップセミナーin苫小牧のご案内


 「アクティブ・ラーニング」の視点での授業改善があちこちで話題になっています。子どもたちに必要な力を,どんな授業でつけていくのか。授業の方法論や,技術論があちこちで語られています。

 しかし,すばらしい授業計画をつくっても,学級づくりがうまくいっていなければ,その授業は機能しません。
 多様な子どもたちが結びつき,生き生きと過ごし,成長できる教室――。
 そんな教室をつくるために苦心されている方も多いと思います。
 本セミナーでは,「みんなを包みこむ教室を創る」をテーマに,学級づくりについて考えていきます。
 「教室のあの子」にどう向き合っていくか,一緒に考えてみませんか?




日時:平成29年2月25日(土)09:15~16:30
場所:苫小牧市民活動センター
(北海道苫小牧市若草町3丁目3番8 号)
参加費:2,000円

メイン講師:大野 睦仁
札幌市立三里塚小学校勤務。
教師力BRUSH-UPセミナー代表。
協同学習やPA(プロジェクトアドベンチャー)などの手法を生かし,子どもたちの「結びつき」を強め,「幸せなクラス」を創る実践を積み重ねている。








9:15~ 9:30 受付

9:30~10:00 オープニングセッション
           「クラスにうまく入れない子って?~私が包み込みたいのはこの子~」

10:00~10:45 第一講座(大野 睦仁)
 「みんなを包み込む学級づくり 大野学級の場合」

10:45~11:00 休憩

11:00~11:30 実践発表
 「みんなを包み込む学級づくり 斎藤学級の場合」(斎藤 佳太)
 「みんなを包み込む学級づくり 水戸学級の場合」(水戸ちひろ)

11:30~12:00 鼎談・Q&A(大野 睦仁×斉藤 佳太×水戸ちひろ)
 「みんなを包み込む学級をつくるには?」

12:00~13:00 昼食

13:00~13:45 第二講座(大野 睦仁)
 「みんなを包み込む授業づくり 大野学級の場合」

13:45~14:15 実践発表
 「みんなを包み込む授業づくり 斎藤学級の場合」(斎藤 佳太)
 「みんなを包み込む授業づくり 水戸学級の場合」(水戸ちひろ)

14:15~14:45 鼎談・Q&A(大野睦仁×斎藤佳太×水戸ちひろ)
 「みんなを包み込む授業をつくるには?」

14:45~15:00 休憩

15:00~16:00 第三講座(講座+グループワーク)
 「教室像の変化~今と昔と未来~」

16:00~16:20 リフレクション

16:20~16:30 クロージングセッション


お申し込みは【こくちーず】から!