2017年12月11日月曜日

つながりに支えられ

気付けば2学期もあとわずかです。
長い2学期、行事を核に据えつつ、日々の授業を通して学級づくりを息長くしていくことは、その舵取りがとても難しいと毎年感じます。
目指すは「良い加減」。
空気をゆるめすぎれば、楽な方へ墜ちていきます。
手綱を締めすぎれば、息苦しくなる子が出てきます。

大きな行事が終わり、日常の繰り返しになった時期にこそ、どこかにひずみが出ていないか、多様な視点で振り返る必要がありそうです。

とはいえ、私にはそんな器用なことはできず。
手痛い失敗を何度もしてしまいます。
多忙な職場の日々はバタバタ。職員室でゆっくりと話をするような余裕もありません。私の仕事の要領が悪いせいでしょうけれど……。

そんなときでも、頼れる人たちがいることに気付きました。
このブラッシュアップセミナーでつながった人たちです。
どの方も現場で奮闘されている一教師です。
今、自分が苦しんでいることと同じような経験をされている方もたくさん。
そんな方に話を聞いていただくことで、冷静に現実を見つめる余裕が生まれてきます。私にはない見方・考え方に救われます。
ありがたさに、涙がにじみます。

困った時ほど、人とのつながりに支えられることを実感しています。
実は、とても幸せなことではないでしょうか。
私もいつか、誰かのそういう存在になれたらいいな……。
そっと願いつつ、日々また奮闘です。

(斎藤 佳太)

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